
第2回 あおいType1ミーティング開催
こんにちは、管理栄養士の千葉です。
2026年7月5日、港区の友愛会館にて、1型糖尿病患者さんを対象とした患者会「第2回 あおいType1ミーティング」を開催いたしました。
当院に通院されている1型糖尿病の患者様とそのご家族にご参加いただき、講演や交流会を通して学びと情報交換を深める有意義な時間となりました。
当日の様子をご紹介いたします。
看護師講演「血糖値を良くするために実践した3つのこと」
当院スタッフであり、1型糖尿病当事者でもある看護師が、自身の経験をもとに血糖管理の工夫について講演しました。
「測定前に血糖値を予測すること」「一定期間、血糖値や食事内容、インスリン量、活動量を記録して振り返ること」「食事量をある程度一定にすること」の3つの実践例を紹介し、日々の血糖管理に役立つ具体的なポイントをお伝えしました。

また、「血糖管理の目的はHbA1cの改善や合併症予防だけではなく、自分らしく生活し、血糖値に振り回されず毎日を楽しむこと」というメッセージが語られ、参加者の皆様にとって共感の多い講演となりました。
実際の体験を医療者の立場からわかりやすく伝えていて、同じ職場で働く者としてとても心強く思いました。
医師講演「糖尿病治療の今と未来」
恩田医師より、1型糖尿病治療の歴史と現状、最新治療についての講演がありました。
講演では、1型糖尿病治療の歴史を振り返りながら、インスリンポンプ療法や持続血糖測定(CGM)など、現在の治療の進歩について解説しました。
さらに、iPS細胞や脂肪由来幹細胞を用いた膵β細胞の再生・移植研究など、再生医療の最新動向についても紹介され、将来的な治療の可能性や今後の課題について学術的な視点からの説明がありました。

専門性の高い内容でしたが、多くの患者様が熱心に耳を傾け、メモを取りながら受講される姿が見られました。糖尿病治療の「今」と「未来」を知る、大変有意義な講演会となりました。
交流会(グループトーク)
交流会では、5~8名ずつのグループに分かれ、前半・後半の2回に分けてグループトークを実施しました。
インスリンポンプの活用方法や日常生活での工夫、仕事や旅行・ライブなどのイベント時の血糖管理、CGMの活用法、職場での病気の伝え方、診断当時の気持ちなど、さまざまなテーマについて活発な意見交換が行われました。
「普段なかなか聞くことのできない体験談を共有できた」「同じ1型糖尿病の仲間と交流できて安心した」といった声も多く寄せられ、患者さん同士がつながる貴重な機会となりました。
アンケート結果の展示
参加申し込み時にご協力いただいた間食・補食に関するアンケート結果を集計し、会場内に展示しました。
参加者のみなさまが実践されている工夫や対策を共有することで、「自分も同じ方法を取り入れている」「新しい工夫を知ることができた」など、多くの方にとって参考となる内容となりました。

みなさま丁寧にご回答くださり、本当にありがとうございます。
おわりに
今回の「あおいType1ミーティング」は、最新の医療情報を学ぶだけでなく、患者様・ご家族同士が交流し、それぞれの経験や思いを共有できる有意義な会となりました。
当院では今後も、1型糖尿病とともに歩む皆様が安心して情報交換や交流ができる場を提供するとともに、最新の医療情報を発信してまいります。




