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生活習慣病

Lifestyle diseases

LIFESTYLE DISEASES生活習慣病

生活習慣病

「生活習慣病」とは、食事や運動、飲酒、喫煙など生活習慣が発症に影響する病気です。代表的なものとして、2型糖尿病、高血圧症、脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症などが挙げられます。以前は「成人病」と言われていました。これらの疾患は放っておくと動脈硬化が進行し、命にかかわる病気である心筋梗塞や脳梗塞のリスクとなります。
あおいクリニックでは糖尿病以外の生活習慣病診療も行っております。

① 高血圧症

高血圧症とは「安静時でも慢性的に血圧が高い状態が続いていること」を言います。血圧が140/90 mmHg以上の場合を言い、どちらか一方でもこの値を超えていると高血圧症と診断されます。

日本には4300万人の方が高血圧を患っていると推定されていますが、その中で適切に高血圧治療がされているのはわずか1200万人と言われています(高血圧治療ガイドライン2019)。血圧が120/80 mmHgを超えて高くなるほど脳卒中・心筋梗塞などの脳血管疾患や慢性腎臓病の罹患リスク、死亡のリスクが直線的に上昇します。高血圧は日本における脳血管疾患(心筋梗塞や脳梗塞)による死亡の最大のリスク因子であり、年間に約10万人が高血圧により死亡しているとされています。

ご年齢や持病によっても血圧の管理目標値は異なります。個別に目標値を設定したうえでコントロールに努めてまいります。また高血圧の原因も多様であり、原発性アルドステロン症の鑑別など、病態の評価も行った上で適切な治療をご提案できればと思います。

②脂質異常症(高脂血症)

  • 中性脂肪(TG)が高い150mg/dL以上)
  • LDLコレステロールが高い(140mg/dL以上)
  • HDLコレステロールが低い(40mg/dL以下)
  • Non-HDLコレステロールが高い(170mg/dL以上)
  • いずれかの病態を満たしていれば、脂質異常症の診断となります。

脂質異常症は自覚症状がなく、健康診断で指摘されて初めて気づくことが多い疾患です。そして健診で指摘されても、無症状のために忙しい時間を割いてまで病院を受診しようというモチベーションにはつながりにくく、放っておかれやすい疾患でもあります。

一方で、脂質異常症は高血圧症や喫煙と並んで動脈硬化を基盤として起こる心血管疾患(心筋梗塞や脳梗塞など)の3大リスク因子の一つに挙げられています。他の生活習慣病と合わせてしっかり治療することでそのリスクを下げることができます。

また日本では家族性高コレステロール血症(ヘテロ型)の方が200~300人に1人と高頻度に存在しています。家族性高コレステロール血症はそうでない方に比べて心筋梗塞などの冠動脈疾患の発症リスクが10~20倍高いと言われており、早期からしっかりと管理する必要があります。糖尿病や心血管疾患の既往の合併がある方は心血管疾患の発症リスクがより高く、血液検査で脂質の値が正常範囲であっても治療介入が必要となる場合があります

健康診断などでコレステロールや中性脂肪の異常を指摘されたら、ぜひ一度ご受診ください。

③高尿酸血症、痛風

尿酸は体内のプリン代謝の最終産物として生成されます。血清尿酸値が7.0 mg/dLを超える状態が高尿酸血症と定義されています。高尿酸血症はそれ自体での自覚症状は認めず、健康診断で偶然指摘されることも多い疾患です。遺伝的要因や、食事、飲酒、運動などの要因が発症に関与します。高尿酸血症は尿酸産生過剰型(作りすぎている)、尿酸排泄低下型(排泄が少ない)、そしてその両者の混在に大別されています。日本人の男性20%、女性5%程の割合で存在すると報告されています。また高尿酸血症患者のおよそ80%に高血圧症、肥満症、耐糖能異常、脂質異常症といったその他の生活習慣病を合併するといわれています。

報告にもよりますが、血清尿酸値が6.6~7.0 mg/dLを超えると血液中に尿酸塩の結晶が析出し、痛風関節炎や尿路結石の原因となることもあります。痛風発作の既往がある方は再発予防のため、血清尿酸値を6.0 mg/dL以下、できれば5.0mg/dL以下にコントロールすることが推奨されています。
また無症候性の高尿酸血症であっても腎障害や心血管疾患のリスク因子である可能性も指摘されており、他の疾患と合わせて管理する必要があります。

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