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【体験記】2025年杉の子会サマーキャンプに参加しました!

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こんにちは、あおいクリニック管理栄養士の千葉です。
令和7年7月24日から三重県四日市市にある少年自然の家で開催された「2025年 杉の子会サマーキャンプ」に参加させていただきました。

このキャンプは、大阪公立大学医学部附属病院小児科が主催する患者会「大阪杉の子会」によるもので、毎年夏に開催されている糖尿病サマーキャンプです。2年に一度はスキー教室も行っており、25年以上の歴史を持つ、たいへん意義のある会です。

 

糖尿病キャンプとは?

このサマーキャンプには、1型糖尿病を持つ小学生・中学生の子どもたち(キャンパー)とその兄弟や保護者、そしてリーダーであるOB・OGの大学生・高校生、医療従事者など、多くのスタッフが参加しており、総勢150名以上の大所帯。

子どもたちはキャンプを通じて、インスリンの自己注射血糖値の自己測定など、糖尿病の自己管理スキルを自然な流れで学んでいきます。
また同じ境遇の仲間と過ごす時間は、メンタルケアの場としても大きな役割を果たしており、「ともに励む仲間を作る場所」としてとても重要な意義を感じました。

 

初日はカレー作り!飯盒炊飯に挑戦

キャンプ初日はオリエンテーリングでスタート。自己紹介を通して、お互いのことを少しずつ知っていきます。

夕食は飯盒炊飯でカレー作り!
子どもたちはリーダーの指示をしっかり聞きながら、お米をといだり、野菜を切ったりと、みんなで力を合わせて美味しいカレーを作りました。

火の周りはとても熱かったですが、どの班もとても上手にご飯を炊いていました。
自然の中で食べるカレーは格別ですね!

 

2日目:灼熱の運動会!

2日目は体育館で運動会が開催されました。
この日はなんと室温37℃という猛暑。

それでも子どもたちは元気いっぱい。
ダンスに玉入れ、リレーなど、汗をかきながらも、笑顔いっぱいの時間が広がっていました。

 

仲間とともに過ごす日々が宝物

3日目以降もイベントが盛りだくさん!

  • 水鉄砲大会
  • 花火大会
  • バーベキュー
  • スケッチコンクール などなど…

イベントを重ねるごとに、子どもたちの表情がどんどん柔らかくなり、仲間との距離も縮まっていくのが感じられました。

また、食事の際にはカーボカウント(炭水化物量の計算)を行い、それに基づいてインスリンの量を自分で判断します。
リーダーが初参加のキャンパーに優しく教えている姿もとても印象的でした。

 

子どもたちの“のびやかさ”に感動

今回のキャンプで最も印象的だったのは、キャンパーの子どもたちが本当に“のびのび”していたことです。

自然の中で、病気を持ちながらも前向きに生活し、仲間とともに学び、遊び、笑う。
そんな姿を見て、「このキャンプがどれほど大切な場所か」ということを強く感じました。

私自身も、豊かな自然と、素晴らしい人々との出会いから、多くを学ばせていただきました。

 

ありがとうございました!

キャンパーのみなさん、保護者の方々、杉の子会のスタッフのみなさん、
貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました!

 

 

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